市の南西の隅にある大雲廟は、武則天（中国史上唯一の女性皇帝）の命により、唐の正官時代に建立されました。康熙帝の治世54年（1715年）に地震があったため再建されました。690年、皇太后は大尹という宗教書のコピーを受け取り、仏教に夢中になりました。すぐに彼女は全国にダユン寺院の建設を要請します。現在、中国には大尹寺院が 3 つしかありません。臨汾の大允寺は、古くから臨汾市博物館の敷地となっていたため、よく保存されています。2006 年、大雲寺は全国重点文化財保護単位として公布されました。大雲寺の規模はそれほど大きくありません。現存する主な建築物には門、殿、金頂ガラス塔、経堂などがある。有名な中国の建築家、梁思成氏はかつて『中国建築史』の中で、この塔は過去に前例のないものであるとコメントしました。山西省は色釉発祥の地の一つであり、その色釉焼成技術は独特のスタイルを持っています。古くから「山西色釉は中国全土にある」と言われています。

大雲寺の塔には58の色鮮やかな釉薬の仏教文様があり、明るい光沢と鮮やかな文字が描かれています。唐や宋の時代の仏塔のほとんどは内部が空洞になっています。ダユン寺院の内部の空洞は四角い部屋になっています。塔の扉を開けると、高さ約6.8メートル、幅約5.8メートルの仏頭の顔が見えます。もともと頭の表面には、塗装用の白灰と金の層が貼り付けられていました。内部は空洞になっており、経典や町寺の宝物などを納めるのに用いられる。文献調査によると、鉄仏の頭部は唐時代のオリジナルであり、総重量は15トン以上で、世界第1位であると推定されている。専門家の分析によると、これほど大きな作品を銑鉄で鋳造するのは非常に難しいそうです。巨大な頭を持つ胴体は少なくとも40メートルの長さがあるはずであり、胴体の所在はまだ謎であることは言及する価値があります。